サーバー機の更新

 前回の記事から1年以上も経ってしまいました。今回のGW期間を利用して延ばしに延ばしてきたサーバー機の更新を行いました。現状の構成はこの頃から起動ドライブがSSDに変わり、HDDがWD RED4TBx6台となっています。CPU、MB等はいつのまにか12年弱使用してきており、今回更新となりました。またWD RED HDDも8年を経過しノートラブルで使用できたことに感謝いたします。

 手始めに4月の末にポチッた共有ファイル用のHDDが届きました。

東芝14TB HDD  MN07ACA14T/JP [14TB SATA600 7200] 4台

 選定基準はCMR方式でニアライン以上で現状より大容量でMAX4台といったところです。WDならRED plus以上、seagateならIronWolf以上、東芝ならMN以上といった中で1GB単価が最安の上記HDDとなりました(¥31,500/台)。後は余剰パーツで構成は以下のようになりました。

CPU:Intel Core i7 9700K (第9世代、ベース3.6GHz、ターボ4.9GHz、8C8T、TDP95W、UHD630)

M/B:ASRock Z390 EXTREME4

MEM:Corsair CMK16GX4M2A2666C16 (DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組) 

SSD:crucial MX500 CT1000MX500SSD1/JP (SATA 6Gb/s 1TB) 

CPUクーラー:サイズ 忍者五(FANは1200rpm 2台に変更)

HDD:東芝 MN07ACA14T/JP(SATA600 14TB)x4台、WD WD40EFRX(SATA600 4TB)×1台

電源:玄人志向 KRPW-P630W/85+

CASE:ZALMAN Z9 PLUS

OS:WIndows11PRO

 現行機からUSB3.0接続の8TB HDDに7TBのデータをコピーしながら(まる1日)上記PCを仮組み立てし起動確認後、Windows11PROをセットアップ(このときUEFIでCSM無効、Intel PTT有効)。

 ファイル共有のHDD構成をどうするか悩みました。チップセットIntel RAIDを試しましたがRAID10構築するのに100時間以上かかりそうだったので2%時点であきらめて現状と同じvvaultも検討しましたが今回は記憶域プールの双方向ミラーで構成を作成しました(14TBx4台で28TBの容量)。14TB HDD単体でのベンチ結果↓

14TBx4台、記憶域プールでのベンチ結果↓

シーケンシャルは単体と変わらずでした。ランダムは良くなっています。

 その後、仮組状態で7TBのファイルを戻しコピーしました↓(13時間)。

 電源が作業用のENERMAXのPLATIMAX750W EPM750AWTになってます。

 ケースのZ9  PLUSは現在メインPCで使っているので現サーバー機で使用していたFulmo STをメイン機に差し替えてZ9 PLUSに上記システムを組み込みました。色々と設定を行い消費電力を見てみると起動時にMAX170Wに一瞬上がります。アイドル時で52W、HDDアクセス時で60~70W程度といったところです(ワットチェッカー計測)。

 今回Z9 PLUSのケースをあれこれいじっていたらフロントパネルの電源ボタンが断線してしまいました(><)。端子をはんだで付け直して復活しましたが、ちょっと作りがチープなので今後も若干の心配が残ります。ネット上でも故障率が高そうな感じを受けます。φ16mmのモーメンタリスイッチであれば交換できそうですがC面に斜め装着となると奥行が限られるので薄型のものを選ぶ必要がありそうです(20mm程度かな)。ここにコメントで取り付けたとの報告があります。ここにもLEDはなしですが交換したと報告があります。個人的にはこれもよさそうですが納期がかかりますナ。コネクタはSMコネクタのようですね。新サーバー機も長く持ってくれたらいいなぁ。