HWiNFO Monitorのセットアップ

 自作PCだったりするとどーしても各種PCハードウェアのモニターをしたくなる人は多いのではないでしょうか?マザーボードメーカーのオーバークロックツールやFANコントロールツール等といっしょになったものや、フリーウェアで表示してくれるもの等色々ありますね。nimanpoさんはこれまで「Open Hardware Monitor」のガジェット表示をデスクトップ上に表示していました↓(サーバーPCは今もこれで表示している)。

 メインPCが新しくなったら「Open Hardware Monitor」の表示がうまくいかなくなってしまいました。最新バージョンは2020/12/27の0.9.6のようです。このため新しいハードへの対応は難しい状況のようです。ほぼ似たようなものとして「Libre Hardware Monitor」というものがありこちらだとうまく表示できるようです。こちらの最新バージョンは2023/03/22の0.9.2で更新はされているようなのでしばらくは使用できそうです。

 今回はもうちょっと別なものを探しているとこの手のツールとしては有名どころである「HWiNFO」さんのアドオンである「HWiNFOMonitor」セットアップすればガジェット表示できそうなのですがこちらを参考にしましたがセットアップ方法がよくわかりません。コチラにもそれらしきことが書いてありますが宿題になっています。色々調べて↓のようにガジェット表示できるようになったので記しておきます。

必要なソフトウェアは以下の3つです。

1.HWiNFO この手のソフトでは有名ですな。使い方はこちらを参考。

2.HWiNFOMonitor アドオンにあるHWiNFOMonitorのDownload v2.0をダウンロード。 

3.8Gadget Packジェット機能を追加するフリーソフト。使い方はこちら

 HWiNFOと8Gadget Packをインストールして起動します(HWiNFOはセンサーのみでスタート)。何かガジェット(All CPU Meter等)を追加して表示しておくと良いでしょう。ダウンロードしたHWiNFOMonitor.gadget を選択して右クリック→プログラムから開く→Windowsデスクトップガジェットを選ぶとインストールすると聞いてくるのでインストールするとガジェット追加の中にHWiNFOMonitorが出てきます。

ダウンロードしたHWiNFOMonitor.gadget を選択して右クリック→プログラムから開く→Windowsデスクトップガジェットを選ぶ

 

インストールすると聞いてくるのでインストールします。

ガジェットの追加でHWiNFOMonitorが出てきます(ABC順なのでページ2に出てきます)。ダブルクリックで追加するとガジェット表示されます↓

 HWiNFOと連携されていないのでERROR表示となります。HWiNFOの設定を開いて「全般/ユーザーインターフェイス」タブの「共有メモリーのサポート」にチェックを入れます↓。

 次にHWiNFO Monitorの設定を開いて「General」タブの「Display Filter」の項目にチェックを入れOKを押すとその項目がガジェット表示されます。

 サイズは大きいサイズになっています。HWiNFO Monitorの設定を開いて「Advanced」タブの「1.Select a Monitor」でモニター項目を選択して「2.Customize the Display」でガジェット表示の見え方を色々と変えることができます。見え方は上のPreviewに表示されるので表示したい項目ごとに表示設定を行います(項目が多いとちょっとめんどい)↓。

 HWiNFOはセンサーで取得できる項目が多くGPUファンの回転数やCORSAIR簡易水冷のファン回転数や冷却水の温度等も取得できるのが良いですね。ただフリー版だと共有メモリーサポートが12時間で切れてしまうので1回/日はチェックし直さないといけないのがちょっと残念なところです。

 8Gadget Packにはいろいろなガジェットが入っているので試してみるのも良いかと思います。ただ「Windows 7Windows VistaWindows サイド バー プラットフォームには重大な脆弱性があるため、Web サイトでのガジェットの提供は終了しました。この機能は、新しい Windows では廃止されています。ガジェットは、悪用されてコンピューターに問題を引き起こすことがあります。また、コンピューターのファイルにアクセスされたり、好ましくないコンテンツを表示されたり、ガジェット自身の動作を変更されたりすることもあります。PC を完全に制御される可能性もあります」と公式の記載もあるため「8GadgetPack」の導入について、自己責任で導入の可否を検討してくださいね。