TsSplitterでのtsファイル連続処理とタイムスタンプ変更

前回の記事でWHS2011PCのデータドライブをVVAULTで構成し直しましたが、年末から録り溜めてある録画用PCからの録画ファイルをWHS2011PCへコピーしないといけません。通常は録画終了後TvRockのコマンド処理でTsSplitterを用いてワンセグ部分を取り除いてWHS2011PCへ保存していますが、WHS2011PCをやり直している間はコマンド処理を切っていたのと、年末からの録画分もWHS2011PCへ移さないといけないのでWHS2011PCをあれこれしている間に録画用PCにUSB3.0接続の外付けHDDドライブを繋いでTsSplitterで一括処理を行おうとしましたが、TsSplitterGUIからは数個のファイルしか連続で処理ができません。ネットで調べると連続処理するバッチスクリプトがすぐに見つかりましたので、nimanpo用に一部変更して利用させてもらおうと試してみました(ありがとうございます)。
連続処理は問題なくいくのですが、処理をしたtsファイルの更新日時が処理をした日時になってしまいます(あたりまえですが)。ドラッグ&ドロップでtsファイルを投げて処理をするので処理をする順番はWindowsさんが勝手に決めて処理をしてしまうので更新日時でtsファイルをよくソートするnimanpo的にはちょっと困ってしまいました(>_<)。処理したファイルの更新日時を元ファイルの日時に変更する処理も一括でできないかなぁとネットで探しましたが見つけられなかったので今回作ってみました。
最初にタイムスタンプを変更するソフト探しです。コマンドラインからタイムスタンプを変更するソフトをここを参考にして探しました。どれでも使えそうなので最初にあった touch を使用することにしました(ありがとうございます)。
TsSplitter連続処理の部分はそのまま利用させて頂いてその後に元ファイルのタイムスタンプを取得しtouchを用いて処理したtsファイルのタイムスタンプを変更しています。元ファイル名を取得して処理をしたファイル名を作るのにうまくいかずちょっと苦労しました(ファイル名に&や%や!があるとwindowsさんがDOSコマンドと勘違いして大変でした)。たぶん大概はこれでうまくいくのではないかと思うので載せておきます。DOSコマンドについてはこちらを参考にさせて頂きました(ありがとうございます)。
「一括処理タイムスタンプ変更.bat」といったファイル名で任意の場所に保存します。このbatファイルにtsファイルをドラッグ&ドロップするだけでTsSplitterによる処理と処理したファイルのタイムスタンプ(更新日時)を元ファイルの日時に変更します。複数のtsファイルを選択してドラッグ&ドロップしても一括処理してくれます(あまりに数が多いとどっかに飛んでいってしまうようですnimanpoの環境では80個程度は大丈夫でした)。
-------------------------
@echo off

rem TsSplitter一括処理用&タイムスタンプ変更batファイル
rem 2014/02/11 by nimanpo
rem まとめてTsSplitter処理すると出力したHDファイルのタイムスタンプが処理を
rem した日時になってしまい、更新日ソート等ができなくなるので、出力したHDファ
rem イルのタイムスタンプを元ファイルの日時に変更する処理も入れ込んでみた。
rem
rem タイムスタンプ変更には
rem 「touch Ver.0.04 Copyright (C) 2005-2011 K.Takata」
rem http://homepage3.nifty.com/k-takata/mysoft/touch.html
rem を使用しています(ありがとうございますm(__)m)。
rem
rem ファイル名に"&"や"%"や"!"があるとDOSコマンドのためファイル名がおかしくなり
rem ファイル名を取得するのに色々と試行錯誤してこの形にしています。
rem 大概はいけると思いますが、ミスしたらゴメンナサイm(__)m


rem 使い方はこのファイルにtsファイルをD&Dする。

rem 複数ファイルドロップ対応

rem SETにあるTsSplitterファイルへのパスと、HDファイルの出力先を、環境に合わせて変更する必要あり。

rem touchのファイルパスを環境に合わせて変更する必要あり。

rem 処理内容

rem TsSplitter.exe でtsファイルからHDファイルを抜き出す。



SETLOCAL



rem TsSplitterの処理オプションをセット(適宜変更してね by nimanpo)

rem TsSplitterのパス
SET SPath="D:\R-TV\TsSplitter\TsSplitter.exe"

SET SParam1=-EIT

SET SParam2=-ECM

SET SParam3=-EMM

SET SParam4=-1SEG

rem 出力先を指定
SET SParam5=-OUT "D:\TV-REC"

SET SParam6=-BUFF 128

SET SParam7=-B25

SET SParam8=-WAIT2



rem touchの処理オプションをセット

rem touch.exeのパス

SET TPath="D:\R-TV\TsSplitter\touch.exe"

rem 出力先のフォルダー(先頭に「"」、最後に「\」を必ず入れる)
rem SParam5の-OUT "を削除して最後の"を削除して最後の\を入れる

SET TParam1=%SParam5:-OUT "=%
SET TParam1="%TParam1:"=%\

SET TParam2=-t



@echo %DATE% %TIME% TsSplitterHD 処理開始



:start

IF "%~1"=="" GOTO syoriend

IF NOT "%~x1" == ".ts" GOTO next



:syori

rem TsSplitter 処理

%SPath% %SParam1% %SParam2% %SParam3% %SParam4% %SParam5% %SParam6% %SParam7% %SParam8% "%~1"



rem touch用にファイル名やタイムスタンプをセット

SET FN1="%~n1"
SET FN1T=%~t1
SET FN1Date=%FN1T:/=%
SET FN1Date=%FN1Date:~0,8%
SET FN1Time=%FN1T::=%
SET FN1Time=%FN1Time:~11,4%
SET FN1DT=%FN1Date% %FN1Time%
SET FN1DT=%FN1DT: =%

rem 出力先のファイル名を作る
rem 出力後のファイル名はabc_HD.tsとかabc_SD.tsとかabc_cs1(100).tsになるので
rem _HDや_SDや_CS1(100)はワイルドカードとしてabc*.tsというファイル名にして
rem タイムスタンプを変更する

SET FN2=%TParam1%%FN1:"=%*.ts"

rem 元ファイル、タイムスタンプ、タイムスタンプ変更用ファイル名(ワイルドカード)表示

echo "%~1"
echo %FN1DT%
echo %FN2%

rem 動作が気になるならこれでポーズ
rem pause

rem touch 処理

%TPath% %TParam2% %FN1DT% %FN2%

@echo %DATE% %TIME% 処理完了 "%~1"

:next

SHIFT

GOTO start



:syoriend

@echo %DATE% %TIME% TsSplitterHD 処理完了

ENDLOCAL
-----------------------------


ついでにTvRockのコマンド処理も同じようにタイムスタンプ変更処理するようにしました。
こちらは上のバッチ処理の繰り返しや表示をしないようにしnimanpoの通常の環境に合わせたものにして「TS-TVROCK.bat」としてTvRock-TEMPのフォルダーに入れてあります。現在のTvRockコマンド処理は
-----------------------------
# 録画後処理(T1-T4)
TN:PUSHD \\ファイルサーバー名\保存フォルダー名
TN:NET USE
TN:DIR
TN:POPD
TN:NET USE \\ファイルサーバー名\保存フォルダー名
TN:DIR
TN:PING ファイルサーバー名
TN:TS-TVROCK.BAT "%1"
-----------------------------
となっていて
「TS-TVROCK.bat」の中身は
-----------------------------
@echo off

rem 2014/02/11 by nimanpo
rem まとめてTsSplitter処理すると出力したHDファイルのタイムスタンプが処理を
rem した日時になってしまい、更新日ソート等ができなくなるので、出力したHDファ
rem イルのタイムスタンプを元ファイルの日時に変更する処理も入れ込んでみた。

SETLOCAL

rem TsSplitterの処理オプションをセット(適宜変更してね by nimanpo)

rem TsSplitterのパス
SET SPath="D:\R-TV\TsSplitter\TsSplitter.exe"

SET SParam1=-EIT

SET SParam2=-ECM

SET SParam3=-EMM

SET SParam4=-1SEG

rem 出力先を指定
SET SParam5=-OUT "\\ファイルサーバー名\保存フォルダー名"

SET SParam6=-BUFF 128

SET SParam7=-B25

SET SParam8=-WAIT2



rem touchの処理オプションをセット

rem touch.exeのパス

SET TPath="D:\R-TV\TsSplitter\touch.exe"

rem 出力先のフォルダー(先頭に「"」、最後に「\」を必ず入れる)
rem SParam5の-OUT "を削除して最後の"を削除して最後の\を入れる

SET TParam1=%SParam5:-OUT "=%
SET TParam1="%TParam1:"=%\

SET TParam2=-t

%SPath% %SParam1% %SParam2% %SParam3% %SParam4% %SParam5% %SParam6% %SParam7% %SParam8% "%~1"

rem touch用にファイル名やタイムスタンプをセット

SET FN1="%~n1"
SET FN1T=%~t1
SET FN1Date=%FN1T:/=%
SET FN1Date=%FN1Date:~0,8%
SET FN1Time=%FN1T::=%
SET FN1Time=%FN1Time:~11,4%
SET FN1DT=%FN1Date% %FN1Time%
SET FN1DT=%FN1DT: =%

rem 出力先のファイル名を作る
rem 出力後のファイル名はabc_HD.tsとかabc_SD.tsとかabc_cs1(100).tsになるので
rem _HDや_SDや_CS1(100)はワイルドカードとしてabc*.tsというファイル名にして
rem タイムスタンプを変更する

SET FN2=%TParam1%%FN1:"=%*.ts"

rem touch 処理

%TPath% %TParam2% %FN1DT% %FN2%

ENDLOCAL
--------------------------------
てなところです。
録画用PCが起動している間はWHS2011PCも連動して起動しているので、TsSplitter処理も"\\サーバー名\保存フォルダー名"とネットワーク越しに行っています。touchでのタイムスタンプ変更も同様です。今のところはちゃんと動作しているようです。

ついにきた!RAID崩壊そしてVVAULTへ

お久しぶりの更新です。2週連続で雪が積もりました(*_*)が、ようやく道路脇にあった雪の塊もほぼなくなってきました。

2014年2月某日、ついに恐れていたことがやってきた。事の始まりは朝、WHS2011PCに障害が発生したことに気が付いた。RAID構成は前々回の記事から変わりなくWD30EZRX×8(3TB×8台)のRAID10になっています。その内の1台(channel6)のDiskに障害が発生した。
メインPCからリモートデスクトップでWHS2011PCに入りWebGUIからBEEP音を消してWHS2011PCを再起動させると同様に障害発生となるため、予備のHDD(WD30EZRX-1TBP)に交換してリビルドを開始した。リビルドには十数時間かかりそうだったので、WHS2011PCをスリープに入らないように設定変更(Lights-Out)して、そのまま仕事に出かけた。夜、帰ってくると今度はchannel5に障害が発生していた。

!Σ( ̄ロ ̄lll)  ピンチなnimanpo

WHS2011PCを再起動してもう一度channel6のリビルドをしてみても途中でchannel5が読めなくて止まってしまいリビルドできません・・・

!Σ( ̄◇ ̄lll)  超ピンチなnimanpo

channel5のHDDを取り出しメインPCに接続して「Western Digital Data LifeGuard Diagnostics - DLGDIAG for Windows」を起動してQUICK TESTを行ってみても・・・×FAILとなってしまいます。

ガ━━(゚д゚;)━━ン!! ショックなnimanpo・・・・・

現状のRAID構成はchannel1と2、3と4、5と6、7と8でミラーリングしているので、あっけなくRAID崩壊です。
リビルドはをあきらめました。(ノ_<。)シクシク(ショックでエラー画面も保存してない)
でもnimanpoの場合RAIDドライブには録画ファイルしか保存していないので、なくなっても大きな痛手にはならないのと今回は残しておきたい録画ファイルはお正月休みに別のHDDにコピーしたこと、年末からの録画ファイルは録画用PCに元ファイルが残っているのでほとんど影響はなかったのが救いです(お正月にコピーしといて、録画PCは録画保存ドライブが4TBでヨカッタ)。

さぁ気を取り直して再度、新たに構築し直しデス!
現在のRAIDを構成していた3TBのHDDは結構へたってきていると推測されるので新規にHDDを購入して構成し直すことにしました。Highpointのサイトにいって最新のRocketRAID2720のCompatibility List(Nov.22,2013)を見ると、価格的に買えそうなHDDはHGSTのHDS723030ALA640(いわゆるHGST Deskstar 7K3000 0S03088、7200rpmの3TB)ですが今ではちょっと古くて探すのも大変です。
最近は4TBのHDDも前ほど3TBのHDDとの価格差も大きくないので4TB×6台で構成することにしました。RAID用のHDDについて調べるとエンタープライズ用のHDDを使っておけ!ってことになるようですがnimanpo的には予算的に手が出ません(>_<)。なのでnimannpo的に手が出せそうな4TBのHDDを探してみた(普通はこんなところかと思うがどーなんでしょう)。
1.HGST 0S03357(HDS724040ALE640)デスクトップモデルでRAID組ならHGSTというのが定番のようです。でも市場在庫が少なくなってきているようです。ドスパラさんではH3IK40003272SAという0S03357の海外向けモデルを売っているようです。
2.WD WD40EZRX WD Greenの4TB今まではこのシリーズの3TBを使用していました。大容量デスクトップHDDでは定番モデル。レビュー記事はこちら
3.seagate ST4000DM000 もう一つの大容量デスクトップHDDでは定番モデル。レビュー記事はこちら。
4.WD WD40EFRX 2012年の夏頃から発売されたNAS向けのHDD。今やすっかりHDDのジャンルとして確立された感があります。昨年秋に4TBモデルであるWD40EFRXが追加されました(WD40EZRXもですが)。レビュー記事はこちら
5.seagate ST4000VN000 seagateさんのNAS向けHDD。NAS向けの4TBとしてはこちらの方が早く昨年6月に発売になっています。気になるWD REDとの比較記事はこちら

以上の中から今回購入したのは↓

WD WD40EFRX×6台
今後の入手性と前回よりもちょっとは壊れにくいんじゃないかと期待しての選択です。WD REDシリーズはGreenシリーズに比べMTBF1,000,000時間(Greenは公表なし)と使用環境が0〜70℃(Greenは0〜60℃)と10℃高いことに期待しました。
早速組み込んで、今回はRAID6で構築を試みたが、初期化が通りません(>_<)。クイックモードで初期化はできますが、そのあとベリファイがやっぱり通りません。RAID10でも同様で初期化が通りません。こちらはクイックモードの初期化→ベリファイはOKで使用可能となりました。でもちょっと不安定な気がして本格運用に踏み切れません(T_T)。またドライバーも最新のv1.4.13.320ではやっぱりスリープからの復帰でドライブを見失うというエラーが発生するためv1.2.12.424を使用しています。
どーしようかと考えた結果、RocketRAID2720でRAIDでの運用はあきらめて単なるHBA(ホストバスアダプター)として使用してDE(ドライブエクステンダー)代替であるVVAULTを使用することにしました。WHS2011PCには個人の使用であるのでアクセスが集中することがないのでアクセス速度がそれほど必要ではないこと。WHS2011を導入した頃はDE代替ソフトがどうなるかよくわからなかったのでRAID構築しましたが、2年半経ってVVAULTというすばらしい国産の仮想ストレージソフトがパーソナルユースでは無料で使用できるようになり、小規模オフィス向けに各NASメーカーさんでも組み込まれるようになっていて安心感があること。導入している方も多くいるので情報が集めやすいこと。RAIDはデータを複数ドライブに分散して書き込むので単一のHDDの障害が全データを消失する危険が常にあるが(プロに復旧を頼む手段はありますが)、VVAULTはデータを仮想ドライブを構成する複数のHDDの中にファイル単位で保存するので、単一のHDD障害がすべてのデータを損失するような事態にはならないのこと等から導入することにしました。
ダウンロードて使えるベーシックライセンスでは容量が大きすぎて使えないので、無料登録のパーソナルライセンスを取得し4TB×3を仮想化して残りの4TB×3をバックアップとして設定しました。バージョンは最新の6.1.1です。アドインを入れることでダッシュボードから操作可能となります。

今回はHDDも入れ替えたついでにRocketRAID2720を冷却するファンも長年の使用で起動時に音が発生するようになったので交換しました。今までは80mm角ファンをワイヤータイでくくりつけていたのですが、見た目が悪いのともうちょっとガッチリ取り付けたいので秋葉原で拡張スロットに取り付けるファンを探してきました。希望はRocketRAID2720のヒートシンクに風を当てたいので吹き付け用のものが欲しかったのですが、基本は吸出し用のものが多く売られています。そんな中、買ったのが

SS-NPCIFSTY8092
80mmと92mmのファンを1個取り付けられます。近くに特価で売っていた92mmのファンも購入し(特価の値札の上に更に値引きした値札が貼られていたのでnimanpoの元で回してあげようと思い)取り付けたのが↓

取り付けてみたが、これだと距離が長すぎてしまったので間の固定金具を取っ払って

↑この形にして取り付けました。

取り付けたところ。ファンはピンクに光ります。今度はガッチリ取り付けデス!


データーもバックアップから元に戻して、今のところ順調に運用できそうな感じデス!(^_^)vv
しばらくこれで運用していこうかと思っています。

WHS2011PCをちょっと更新その2

RocketRAID 2720の容量拡張は色々とありましたがなんとか出来ました。今回、色々とあった時にWHS2011PCの再起動に結構時間がかかるのでシステムをSSDに移行してしまおうと考えました。WHS2011は標準で160GB以上でないとセットアップできないので160GB以上のSSDにしようと思っていたら、秋葉原ではニコルさんが出没してSamusung SSDを割り引いているようで今週はソフマップさんに出現したようです。
840の250GB(MZ-7TD250B/IT)が¥11,800にキャッシュバックキャンペーンで¥2,000バックと実質¥9,800で250GBのSSDをゲットできるので土曜日に買っちゃいました。

レビューを見るとSSD 840シリーズは840 PROに比べWriteは遅いもののReadは同等(今なら価格差¥9,000)なのでWHS2011システムドライブとしてはいいんじゃないかと思っています。
移行はメインPCにWHS2011PCのシステムHDDを繋いで、EaseUS Todo Backup Free 5.0のPartition cloneを使ってSSDへ100MBのブート用のパーティションとシステムをコピーしました。コピーしたSSDをWHS2011PCに繋いで、UEFIで起動順番をSSDにして無事起動です。HDDのCドライブはディスクの管理でドライブを消して普段は見えないようにしました(SSDが壊れてもこれを復活させれば起動可能な状態にしておく)。

シャットダウンからの電源スイッチを押して「ログオンするにはCtrl+Alt+Delを押してください」が表示されるまでの時間(ストップウォッチ手動計測)。
HDD:88sec、SSD:65sec
 
WHS2011PCスリープ状態でメインPCからWOLさせて「ログオンするにはCtrl+Alt+Delを押してください」が表示されるまでの時間(ストップウォッチ手動計測)。
HDD:18sec、SSD:18sec
 
WHS2011起動後、メインPCからダッシュボードを起動して表示されるまでの時間(ストップウォッチ手動計測)。
HDD:49sec、SSD:16sec
 
起動やダッシュボード起動は早くなりましたが、スリープからの復帰は変わらずでした(これは予測通り)。
今回の一連の更新での消費電力は起動時の動画がコレ

電源スイッチを押して183Wまで上がりますが起動時110〜130W、起動後のアイドル時で80W程度、RAIDドライブ書き込み時103W程度となっています。

WHS2011PCをちょっと更新したら大変だった

前回の更新から8ヶ月、暑い夏デス!
WHS2011PCもトラブルなく順調に稼働してましたが、空き容量がちょっと気になりはじめました。現在のWHS2011PCの構成はこの時からADATAのSSDがなくなりRAID構成がWD30EZRX×6のRAID10になっています。
今回はRAIDのHDDのスペア用にタイ洪水前に買っておいたWD30EZRX×2を増設してついに3TB×8のRAID10にしてRocketRAID2720のポートを全て使うことにしました。
ただ今使っているケースZALMAN Z9PLUSにはHDDが10台(3TB×8とシステム用とバックアップ用に1.5TBが2台の計10台)乗せられないのでケースも更新です。ミドルタワー(高さ500mm程度)でHDD10台以上設置可能(3.5インチベイ+5インチベイが10以上)なケースを価格.comさんで探して候補に残ったのが、
SILVERSTONE SST-TJ04B-E ミドルタワーで8基の3.5インチシャドウベイと6基の2.5インチシャドウベイ、1基の3.5インチ/2.5インチ共用シャドウベイ、4基の5インチベイというまさにHDDたくさん搭載可能なケース。デザインもまぁ無難な感じです。(エルミタさんの記事AKIBA PC Hotline!さんの記事
ENERMAX Fulmo ST ECA3270A-BL 今年発売になった高い冷却性能とメンテナンス性を兼ね備えたミドルタワー型PCケース。5インチベイ×3、3.5インチベイ×1、3.5インチ/2.5インチシャドウベイ(共用)×8、2.5インチシャドウベイ(専用)×2で価格もお安め。水冷の240mmラジエターが搭載できるのが特徴ですが今回は関係なしです。(エルミタさんの記事
ほとんどSILVERSTONE SST-TJ04B-Eで決まりだったのですが、ヒートシンク付の3.5インチシャドウベイにHDDを逆さまに取り付けるのがなんとなく嫌だったのでENERMAX Fulmo ST ECA3270A-BLを購入しました。載せ換えた写真がコチラ。

RAID内のデータをバックアップした後、3TB×6→3TB×8へ変更です。WebGUIからLogicalに入りRAID10_0のMaintenanceに入りOCE/ORLM(OCE:Online Capacity Expansion オンライン容量拡張、ORLM:Online RAID Level Migration オンラインRAIDレベル移行)の欄をRAID1/0にしてOCE/ORLMボタンを押すと変更後のアレイ構成を設定する画面になるので全てのHDDを選択してCreateボタンを押すと変更開始です。19:40から変更開始して作業時間が26時間程度と出たので翌日そのままで仕事に行き帰ってくるとピーッとBeep音が鳴っていた。

WebGUIも見てみると

どうやらchannel3のドライブにエラーのようです。WebGUIでイベント記録を見ると9:20にエラーが発生したようです。しかし変更作業は続行中のためBeep音だけを消して(Beeper Mute)どうしようかと考えた・・・以前の導入時のテストのときにエラーが出たのを思い出し見返すとchannel3のエラーだった。HDDがやられたよりもポート自体のエラーの可能性が高いと思いドライブを外して再接続をして(電源ケーブルSATAケーブルを抜いて再度刺し直し)いたら、またピーッとBeep音が鳴り始めた。今度はchannel8がエラーとなった。
!Σ( ̄ロ ̄lll)  ピンチなnimanpo
ミラーリングのペア構成は1-2、3-4、5-6、7-8なので3と8channelがエラーとなっても作業は続行されている。channel8のHDDは今回増設したHDDなので購入から1年9ヶ月程経っているがほぼ新品状態(初期不良を確認したのみ)で故障とは考えにくい。HDDを外してメインPCに繋いでWD Data LifeGuard Diagnosticsでクイックテストを行ったがOKだった。ピンチな状況なので作業終了までそのままにしておきました(ダメになってもバックアップはとったのでなんとかなるとつよがっていた)。
夜中の1:30に変更作業は終了しchannel3と8のHDDを再度繋いで再起動するとリビルドの作業となって17:30にリビルド終了とようやく変更終了となりました。
次はこの際だからRAIDドライバーやWebGUIも更新しようと思いドライバーはv1.2.12.424→v1.4.13.320へWebGUIは2.1.5.13.0415へ更新しました。翌日の朝5時、またBeep音で目が覚めた。今度はchannel1,2,3にエラー発生だ!色々試すとスリープからの復帰でエラーが発生するところまではわかったが仕事へ行くので一時中断、夜にドライバーを元のv1.2.12.424へ戻す(ロールバック)とスリープからの復帰でもエラーの発生なし。ドライバーはv1.4.13.320の前にv1.3.12.1023があるのでそれにしてみると今度はスリープからの復帰でchannel1のみエラー発生となったのでnimanpoの環境ではv1.2.12.424が良いようです(ちなみにこのエラーで21:00から翌朝6:30までリビルドとなりました)。
変更作業終了後ディスク容量を見ると以前の9TBのままなのでディスクの管理画面でRAIDディスクのボリュームの拡張で増設した3TBの容量を増やして完成となりました。簡単に行けるかと思っていたのに色々巻き起こって大変でした。

秋のお買い物

夏を通りこしすっかり秋になってしまいました。5か月ぶりの更新デス!
(更新していない間に広告でるようになっちゃってかなり残念です)
WHS2011PCもトラブルなく順調に稼働中です。3TBのHDDもようやくタイ洪水前の価格になってきてちょっと一安心です。PC環境に変わりはありませんが、ここ最近1か月で色々買っちゃたのでお披露目です。

10月中旬に買っちゃたのが

NEXUS7 16GB (ASUS)
いわゆるGoogleさんの7インチのタブレット端末。先日アップデートでAndoroid4.2になりました。4.2になって複数ユーザーがサポートされて他の人に見せる時もちょっと安心です(^_^: レビュー記事も色々載っているのですが持ち歩くのには丁度イイ感じですし、クアッドコアのTegra3で結構サクサク動きます。¥19,800でこれなら満足です。持ち歩きでのネット接続はEMOBILEのHTC Ariaテザリングしてます。

10月下旬にポチったのが

Microsoft Windows 8 Pro (DSP版) 64bit 発売記念パック「窓辺あいバージョン」と「窓辺ゆうバージョン」
発売されたので買ってみました。まだセットアップしていません。Wedge Touch Mouse付きでだったのでお得かなと思いましたがセットアップするころにはSP1が出てたりして・・・

11月上旬にポチったのが

Nikon COOLPIX S6300
今使っているコンデジオリンパスμ1060ですが買って4年になるので10倍ズームでフルハイビジョンムービーが撮れてちょうどS6400という新機種が出てお安くなっていたのでポチってしまいました。

そして今日買ったのが

MZ-7PD256B/IT (SUMSUNG SSD 840 PRO 256GB)
出たばっかりの最速SSD。メインPCにWindows8をセットアップする用に購入。本当はPPX-256M5P(PLEXTOR M5Pro 256GB)を買う予定だったけどちょうど新発売でベンチマークの結果も良くてM5Proと同じ5年保障だったので買っちゃった。

またボチボチと更新できればと思います。


RocketRAID 2720 WebGUI更新

またまたまたお久しぶりな更新です。梅雨入りして涼しいのはとってもうれしいのですが、天気が悪くてちょっと残念です。
前回の記事に引き続きRocketRAID 2720のRAID ManagementツールのWeb GUIが2.1.12.0601(Ver.2.1の2012/06/01版)に更新されていました。メインPCからリモートデスクトップでWHS2011PCにログインして2.1.12.0419をアンインストールしてから2.1.12.0601(HighPoint RAID Management_v2.1.exe)をインストールしました。どこが変わったのかはよくわかりません。ReadMeに記載してあるRevision History(抜粋)は以下の通りです。

5. Revision History
---------------------
v2.1.1.12.0601 01/06/2012
Support recover array function.
Support for RR4520 Update Firmware File.
Add Monitor Information.
Add Get Information By New Interface for Enclosure Information.
Support for SMTP/SSL.

v2.1.12.0228 28/02/2012
Add Button to enable or disable EJ6172 alarm.
Support for EJ6172 Update Firmware Configure File.
Support for RR640L Update BIOS File.
Add Page of SHI.
---------------------
これを見るとSupport for SMTP/SSL.が増えているようです。settingタグのSMTP SettingにSupport SSLのチェックがつけられるようになっていますが、メール送信機能は使っていないので2.1.12.0419の時になかったのかは?デス。

RocketRAID 2720 色々更新

またまたお久しぶりな更新です。GWなのに天気が悪くてちょっと残念です。

家のWHS2011PCに使用しているRocketRAID 2720は3TB HDD(WD30EZRX)×6のRaid10のアレイ構成にて運用しています。久しぶりにメーカーさんのサイトを見てみるとBIOSやDriverソフト、Web GUIソフトがアップデート(Storage Configurationsのタグにあった)していたので、現状大きな問題はないのですが更新してみました。

RAID ManagementツールのWeb GUIは2.1.11.0809(Ver.2.1の2011/08/09版)から 2.1.12.0419(Ver.2.1の2012/04/19版)に更新しました。メインPCからリモートデスクトップでWHS2011PCにログインして2.1.11.0809をアンインストールしてから2.1.12.0419(HighPoint RAID Management_v2.1.exe)をインストールしました。
ショートカットアイコンのデザインがディスクアレイ風のデザインに変わったのとVer.1.5.6の時にはあったSHI(Strage Health Inspector) という接続したHDDの状態やSMART情報がまた見られるようになっています。ReadMeに記載してあるRevision History(抜粋)は以下の通りです。

5. Revision History
---------------------
v2.1.12.0419 19/04/2012
    Support recover array function.
    Support for RR4520 Update Firmware File.
    Add Monitor Information.
    Add Get Information By New Interface for Enclosure Information.

v2.1.12.0228 28/02/2012
    Add Button to enable or disable EJ6172 alarm.
    Support for EJ6172 Update Firmware Configure File.
    Support for RR640L Update BIOS File.
    Add Page of SHI.
---------------------
Support recover array function.とありRecoverのタグが増えているのですが、どう使うのかはよくわかりません(>_<)。バックアップが取れそうなのですが・・・今のところは使用予定はありません。

BIOSはv1.2LSからv1.5に更新。BIOSはWeb GUIのPhysicalタグからrr2720.v15のファイルを選択して更新しました。更新後、再起動です。ReadMeに記載してあるRevision History(抜粋)は以下の通りです。
4. Revision History
====================
v1.5 04/13/2012
    * Create Array with "Keep old data" as default.

v1.4 03/21/2012
    * Add over 2TB SAS HDD supported.

v1.3 12/12/2011
    * Fixed a bug about payload.

v1.2 07/04/2011
    * Add support HDD over 2T to create array.
    * Add support RR2711.
====================
気になるところはv1.3のFixed a bug about payload.ぐらいかな。

ドライバーファイルはv1.1.11.1212からv1.2.12.424に更新。BIOS v1.5とセットのような感じです。デバイスマネージャーから記憶域コントローラー→RocketRAID 2720 SAS Controllerのプロパティからドライバーの更新で手動検索でフォルダーを選んで更新しました。WHS2011は64bitなのでx64フォルダーを選択します。HighPoint RCM Deviceも同様に更新しました。こちらも更新後、再起動です。ReadMeに記載してあるRevision History(抜粋)は以下の通りです。
3. Revision History
====================
v1.2.12.424 04/24/2012
    * Add support for over 2TB SAS HDD(Need to update BIOS to v1.5 or later).
    * Change to active LED by auto mode.
    * Add recover array function.
    * Support Multi-LUN.

v1.1.11.1212 12/12/2011
    * Fixed a bug about NCQ.

v1.1.11.905 09/05/2011
    * Add support RAID6.
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気になるところは* Change to active LED by auto mode. ですがどう変わったのだろう?オートモードって何だろう?

BIOSは現状問題なければ更新する必要はありません。更新する場合は自己責任でお願いしますm(_ _)m