ずいぶん前にWHS2011PCもWindows10にしたっ!

 お久しぶりの更新です。2017年になってしまいました。

 昨年GW期間を利用して録画用PCをWindows10にしましたが、お家サーバーとして稼働しているWHS2011PCについてもWHS2011が2016/04/12にメインストリームサポート終了となってしまいました。WHS V1を2009年7月から使い始め、WHS2011へと乗り換えて7年弱使用してきました。ユニークな製品だったのにちょっと残念です。サポートされないものを使い続けるのもちょっと気が引けるため、WHS2011PCもリニューアルすることにしました。
 同じ機能を使用したいなら、Windows Server 2012 R2 Essentials 日本語版だったりしますが、¥60,000弱とファイルサーバーとして個人で使うにはいかんせん高すぎます(>_<)。かといってここで近年人気のある海外NASであるQ-NAPSynologyASUSTORにするにしても初期費用が結構かかってしまいます。
 このため、タイトルにある通りOSをWHS2011→Winodows10 PROにして運用することにしました。手始めにデータの整理を行い3.5TB程度にした後、手持ちの4TB HDDにデータのバックアップ(といってもコピーするだけ)を14時間程度かかって行いました。お次はデータドライブは変わらず4TB×6台ですが今まで通りVVAULTでいくか記憶域プールにするか迷いましたが、ここは今まで通りVVAULTでいくことにしたのでVVAULTを最新のv7.11.0にアップデートしました。お次はVVAULTの引っ越し準備です。「PC引っ越し VVAULTデータベース移行ガイド」を参考に準備を進め、Windows10 PROを前回同様DVDメディアからインストールしてVVAULTを移行先での作業を行い引っ越し完了となりました(とはいえこれも昨年のGW中のことです)。

 クライアントPCの起動と連動させてサーバーも起動とスリープをさせたいので、WHS2011ではお馴染みのLights-Outをインストールしました。連動させるクライアントPCにはクライアントパッケージをインストールする必要があり、

ブラウザーから「http://サーバー名:7782」を入力すると以下の画面となりダウンロードとインストールすることができます。

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 コンソールはクライアントPCからLights-Outを操作できるようにするものです。必要に応じてインストールすると良いでしょう(nimanpoはインストールしましたが、サーバーPCへはリモートデスクトップ接続するので全然使いません)。

 お家サーバーをWindows10 PROにしてファイルサーバーとしては特に問題ありません。クライアントPCのバックアップはクライアントPCからWindows7のバックアップと復元を使ってお家サーバーPCにバックアップをとっています(保存先をお家サーバーPCにしている)。残念なのはLANカードにIntel Gigabit CTを使っていますが、チーミング(リンクアグリゲーション)ができなくなってしまったことです。でも大して困っていないことも残念!