録画用PCをWindows10にする

お久しぶりです。すっかり春となり、天気の良い昼間は夏を思わせる程の陽気になってきました。お散歩コースには小さめの鯉のぼりたくさんと近くの園児さんがデザインした大きな鯉のぼりが数匹泳いでいたりしていい感じだったりしてます(もう撤収されてたヨ)。
去年のいつの頃からか録画用PCに出てくるようになったWindows10へのポップアップ。既に1億人以上がアップグレードしただのとあおられ続けていましたが、毎日けなげに働いている録画用PCの安定環境を更新するのがめんどうで放置してきました。しかし、無料アップグレード期限が7/29までのため、このGW期間を利用して録画用PCをWindows10にアップグレードしました。
アップグレード方法は直接オンラインでアップグレードするのではなくisoファイルをダウンロードしてDVDインストールメディアを作成しアップグレードしました。これは録画用PCはWindows7 Home Premiumを使用しているのですが、そのままWindows10 Homeにアップグレードしてしまうと更新プログラムの提供が開始された時点でWindows Updateによって自動的に適用されるようになってしまい勝手に再起動されたりするのは録画用PCとしては大変困ってしまうのでWindows10 Proにしたかったためです(ライセンスは以前に買ったWinodows8Proのプロダクトキーを使用)。
録画用PCには録画関連ソフト(TvRock、TVTest、RecTask、TsSplitter等)とセキュリティソフト(今はESETを使用)、ユーティリティソフト(時刻合わせ、デフラグ、カレンダー、CrystalDiskInfo等)、ブラウザ(ChromeFireFox等)とシンプルな構成のためクリーンインストールを実行しました。MBもH67DE3とちょっと古めなのでUEFIモードのインストールではなくMBRでのインストールとしました。インストールが終了しPT1、PT2以外のデバイスはその時点で認識されていました。PT1、PT2は最新のドライバーをセットアップし、上記ソフトもセットアップしたところ何故か肝心のTvRockが起動しなくなりました(T_T)
再度Windowsから入れ直したりと色々しましたがうまくいきません(T_T)。結局原因は録画スケジュール設定ファイルのtvrock.schでした。ファイルを消したら無事に起動です(^^)。以下の記事を参考にさせて頂きました(ありがとうございます)。
TVRockがエラーで起動しないので原因を調べてみた
TVROCKが起動しない不具合を解消
自動検索予約リストの見直しと設定→システム設定タブの最大予約数を1024、最大検索数500にして様子見したところ今のところは大丈夫なようです(ヨカッタ、ヨカッタ)。一応TvRockはWindows10上では復帰処理をタスクスケジューラで行うと失敗するらしいのでチェックを外しています。
TVTestのデコーダーでMicrosoft DTV-DVD Video Decoderが使えないということでDScaler Mpeg2 Video Decoderをインストールしました。
時刻合わせで使用しているTime Tuneもスタートアップ登録(管理者として実行)ではうまく起動してくれないのでタスクスケジューラにログオン時起動で登録しましたがこれもうまくいかず。トリガーの編集で遅延時間を指定するを1分間にして無事に再起動時に起動するようになりました。
今回のアップグレードで久しぶりにCrystalDiskInfoをしたら録画関連ソフトを入れてあるHDD(HD103SI、samsung 1TB)にC5エラーが1つが出ていたので念のため交換(2年前にRAIDが吹っ飛んだ時に生き残ったWD Green 3TB)をしました。2009年から使ってきているのでまぁしょうがないところですね。
Windows10の設定は、1.自動ログインの設定(何かの時に再起動がかかっても初期状態まで戻るようにしておく)と2.Windows Updateで勝手に再起動がかからないように動作を制御する設定を行いました。自動ログインは
Windows 10で自動ログイン/サインインを設定する方法〜パスワードの入力を省略〜
を参考にnetplwizにてユーザーアカウントの設定を変更しました。
Windows Updateの動作制御は
Windows 10 ProでWindows Updateの動作を制御する
Windows 10のWindows Updateで勝手に再起動されないようにする
を参考にgpedit.mscにて「自動更新の構成」の「3-自動ダウンロードしインストールを通知」に変更しました。
これで概ね元の状態に戻りました。あとはTVTestでBSチャンネルのチャンネルスキャンがタイムアウトで止まってしまう対策を行いました。
これはネットを調べると難視聴対策の放送が2015年3月末に終了したためのようで、BonDriverPT-S.ChSet.txtの難視聴の2行をコメントアウトしてチャンネル番号13〜29に割り当てられてる分を11〜27(いわゆる連番)に修正する必要があるとのことなので修正したところ無事スキャンできるようになりました。一応以下に修正したBonDriverPT-S.ChSet.txtの内容を貼っておきます。


;BS/CS用
;チューナー空間(タブ区切り:$名称、BonDriverとしてのチューナ空間)
$BS 0
$CS110 1
;チャンネル(タブ区切り:名称、BonDriverとしてのチューナ空間、BonDriverとしてのチャンネル、PTxとしてのチャンネル、TSID(10進数で衛星波以外は0))
BS1/TS0 BS朝日 0 0 0 16400
BS1/TS1 BS-TBS 0 1 0 16401
BS3/TS0 WOWOW 0 2 1 16432
BS3/TS1 BSジャパン 0 3 1 16433
BS5/TS0 WOWOW LIVE 0 11 2 17488
BS5/TS1 WOWOW CINEMA 0 12 2 17489
BS7/TS0 Star Channel 2/3 0 13 3 17520
BS7/TS1 BSアニマックス 0 14 3 18033
BS7/TS2 Disney Channel 0 21 3 18034
BS9/TS0 BS11 0 4 4 16528
BS9/TS1 Star Channel HV 0 5 4 16529
BS9/TS2 TwellV 0 6 4 16530
BS11/TS0 FOX bs238 0 15 5 18096
BS11/TS1 BSスカパー! 0 16 5 18097
BS11/TS2 放送大学 0 17 5 18098
BS13/TS0 BS日テレ 0 7 6 16592
BS13/TS1 BSフジ 0 8 6 16593
BS15/TS1 NHK BS1/2 0 9 7 16625
BS15/TS2 NHK BS-hi 0 10 7 16626
;BS17/TS1 難視聴対策 0 11 8 17168
;BS17/TS2 難視聴対策 0 12 8 17169
BS19/TS0 グリーンチャンネル 0 18 9 18224
BS19/TS1 J SPORT 1 0 19 9 18225
BS19/TS2 J SPORT 2 0 20 9 18226
BS21/TS0 IMAGICA BS 0 22 10 18256
BS21/TS1 J SPORT 3 0 23 10 18257
BS21/TS2 J SPORT 4 0 24 10 18258
BS23/TS0 BS釣りビジョン 0 25 11 18288
BS23/TS1 日本映画専門チャンネル 0 26 11 18289
BS23/TS2 D-Life 0 27 11 18290
ND2 1 0 12 24608
ND4 1 1 13 28736
ND6 1 2 14 28768
ND8 1 3 15 24704
ND10 1 4 16 24736
ND12 1 5 17 28864
ND14 1 6 18 28896
ND16 1 7 19 28928
ND18 1 8 20 28960
ND20 1 9 21 28992
ND22 1 10 22 29024
ND24 1 11 23 29056

上記部分をメモ帳等にコピペすればタブ等もちゃんと反映されるようです。名称部分が古いままだったりしていますが、チャンネルスキャン中に表示される名称っぽいのでそのままでも特に支障はないようです。
10日程経ちましたが、特に不具合なく順調です。最後にメモとして現状の構成を書いておきます。
CPU:INTEL Core-i5 2405S(2.5GHz、4core、TDP65W、HD3000)
M/B:ASRock H67DE3(H67チップセット
メモリ:ADATA AD3U1333C4G9-2(DDR3 PC3-10600 4GBx2)
SSDIntel X25-M SSD SSDSA2MH080G2R5(SATA2、80GB)
HDD:Western Digital WD30EZRX(SATA3、3TB)、Seagate ST8000AS0002 (SATA3、8TB)
DVD-R:LG GH22NS40
チューナーボード:アースソフト PT1、PT2
電源: COUGAR GX-S 500W(HEC-GX-S 500)
OS:Microsoft Windows10 Pro

RocketRAID 2720にLEDをつなげてみたヨ!パート4 & 3.5インチSATA HDDにLEDをつなげてみたヨ!パート2

お久しぶりです。暑かった夏も終わりすっかり秋らしくなってきました。最近はお散歩するとどこからともなくキンモクセイの香が漂い、いい感じだったりします。
「パート4への道その3」を書いてから1年半が経過してしまいました。一時はやりかけたものの、すっかり面倒となって放置していましたが、今回シルバーウィークを利用してnimanpoは久しぶりにコテを手にした。そしてパート4への道その3で考えた回路図で16回路分を一般的なユニバーサル基板(2.54mmピッチ)72×47mmにレイアウトしました(名刺サイズ程度の大きさ)。

表図、レイアウト的にはいっぱいいっぱいとなりました。

表図に裏面の配線の一部を載せたもの(全部の配線は重なってしまってぐちゃぐちゃになってしまうのであきらめました)。

裏図、上記の図の裏面の配線の様子(左右で反転。全部の配線は重なってしまってぐちゃぐちゃになってしまうのであきらめました)。
実際に作成したものが↓

実際にはICソケットを使用しました。LED用の電流制限抵抗もシングルピンソケットを使用して実装しています。
裏面はヘッポコなのでぐだぐだの配線となっています↓

裏面の配線は表と左右が逆になるので、結構間違えてやりなおしたりしました(>_<)
実際にWHS2011PCのRocketRAID2720とLEDに接続したものが↓

今回は、ロジックICやトランジスタアレイが載っていてぎっしり感があるので自作した感じではない気もします。
実際にHDD6台に接続してCrystalDiskMarkを走らせている時の動画が↓

問題なくピカピカします\( ^o^ )/ ヤター。今回はLEDの順電圧に合わせて10mA程度の電流が流れるように電流制限抵抗を変えています。この辺りはE12やE24系列で5〜10mA程度流れるようなところで選定するといいのではないかと思います。一応接続先を変えて16回路分全てのLEDが点滅することを確認しました(ちゃんとピカピカしてヨカッタ、ヨカッタ)。
今回の接続基板は今までと違い、RocketRAID2720のアクセス信号をLED点滅のON/OFFスイッチのみに使っています。この基板であればSATA HDDの11番pinの信号を取り出して同じようにつないでもピカピカするのではないかと思い早速試してみました。

手持ちの500GB HDDから11番pinの信号を接続基板に入れてピンクのLEDを接続しました。ファイルコピーを行った時の動画が↓

同じようにピカピカすることが確認できました。
これまでは、最初に作った接続基板をトラブルもなく4年程使ってきましたが、こちらの接続基板に変更することになりそうです。
はんだ付けは結構しんどかったですが、設計通りにピカピカしてヨカッタです(^^)

さよならEM、STREAM Xでband1をつかめ!

いつも持ち歩いて使っているタブレットNEXUS7(2012)ですがネットへの接続はイーモバイル(現Y!mobile)のSTREAM X(GL07S)からのテザリングPocket WiFi)で行っています。モバイルネット接続は2003年にAir H"を導入したのが始まりです。その後、イーモバイルTouch Diamond(HTC S21HT)でのUSBモデム接続、HTC Aria (S31HT)テザリングを使用してSTREAM XでLTEテザリング接続と使ってきています。イーモバイルでは機種が変わると月額費もダウンしてきていました。
この5月でSTREAM Xが2年経ち更新月となりました。このためあれこれ検討した結果、流行りの各安SIMであるBIC SIM(音声通話付、IIJみおふぉん)のミニマムスタートプランに変更することにしました。決め手は今までの通信量はだいたい1GB/月であること、音声付で留守電がオプションであってWiFiスポットがつかえるといったことを考えての選択です。SIMフリースマートフォンも今話題?のASUS ZenFone 2の2GB/32GBのZE551ML-BK32 を予約しました。SIMは秋葉へ行ったときにソフマップさんで「BIC SIM音声通話パック」を買って申込みしました。音声通話SIMは本人確認が必要なので、買ってすぐには使えません(パックの中にSIMは入っていません)。すぐに使いたい場合は、BICSIMカウンターのある店舗へ行きましょう。
SIMもほどなく届き、ZenFone 2を届くのを心待ちにしていましたが、予約をしたブラックは発売延期となりました。
!Σ( ̄ロ ̄lll)  そりゃないヨ ASUSさん! 
新月を逃すとまた契約解除料がかかってしまうので、イーモバイル(現Y!mobile)は解約決定ですが、モバイル通信環境も必要です。なのでZenFone 2ブラックをキャンセルして別のにするか、STREAM XでBIC SIMを挿してしばらくつかうかを考えた結果、後者でいくことにしました。仕事帰りにY!mobile Shopへ行ってStream Xを解約してきました。これで心おきなくSTREAM Xをいじれます(^_^;)
ネットや某巨大掲示板で情報を集めますと、そのままSIMを挿すだけではテザリングできないこと、LTEでの通信はできないことがわかりました。でも色々すれば両方なんとかなりそうな感じです。ここ1週間色々試した結果なんとかなりそうなので以下に書いておきます。
流れとしては、
1.テザリングできるようにするためにroot化を行いtelephony.dbを書き換える又はADBコマンドでDUN(ダイヤルアップネットワーク)の項目を書き換える(後者の方がよろしいかと)。
2.LTE接続するためにband1をつかむ必要があるため、Ascend P2(STREAM Xのグローバルモデル)のモデムイメージをSTREAM Xにコピーしてband1をつかむ。
となります。
STREAM Xのroot化については「GL07S Root化してみた」を参考に行いました(ありがとうございます)。root化用のzipファイルはこちらにある「emobile-gl07s-root.zip」をダウンロードしました(ありがとうございます)。ついでに元に戻す用に「GL07S_P2_unroot_B207.zip」もダウンロードしておくと良いでしょう。PCのコマンドプロンプトから操作を行うので解凍したroot化用ファイル一式はPCのC:\Users\ユーザー名\root以下にコピーしておくとコマンドプロンプトからCDでrootフォルダーにすぐに移動できてroot.batを実行できるので楽でしょう。
成功するとB207状態でroot化します。Superuser権限を管理するアプリSuperSUも導入されます。root化するとroot用のアプリも色々インストールできますが、色々すると元に戻せなくなったりするので今回はここまでにしておきましょう。またこの状態でシステムの更新を行うと起動しなくなる(EMロゴでループする状態)ので注意しましょう。そうなった場合は「EMOBILE GL07S root | イーモバイルGL07S ルート化」を参考にc:>fastboot flash boot boot.imgでroot化に使ったboot.imgを焼く(ROMに書き込む)と起動してroot化された状態となります。最新のB217でもroot化になることは確認しましたが、アプリのSQLite DebuggerがB217では動かなかったのでB207に戻しました。root化後のシステム更新はうまく起動できない恐れもあるのでオススメはしません。音量ボタン下押しでブートローダーでPCにUSB接続できないとfastbootもできないのでかなりヒヤヒヤします。
テザリングできるように今度はADBコマンドを使って書き込みます。コマンドプロンプトの状態から
C:\Users\ユーザー名\root>adb shell content insert --uri content://settings/secure --bind name:s:tether_dun_apn --bind value:s:IIJmio,iijmio.jp,,,mio@iij,iij,,,,,440,10,3,*
とするとテザリングできるようになります。これまでは「(追記)GL07SとIIJmioのSIMでテザリング」にあるようにroot化後telephony.dbを書き換える方法でしたが、上記の方法は「非rootでdocomo端末のMVNOテザリングを有効化する時のadbコマンドまとめ 」を参考にSTREAM Xで試した方が某巨大掲示板に情報を上げてくれました(ありがとうございます)。テザリングだけを可能にするなら上記のroot化の作業は不要ですが、ADBが使えないとできないのでその場合はAndoroid SDKのインストールをしましょう。

次にLTE接続です。ここでは色々とアップデートファイルやそれを展開用するツールのダウンロード(インストール)をしておく必要があります。
ダウンロードしておくのは以下のファイルです。
・Ascend P2(STREAM Xのグローバルモデル)のモデムイメージが入っているファームウェアB021 P2-6011V100R001C00B021.7z ←ここからAndoroid 4.1.2 Jelly Bean B021をクリックするとダウンロードサイトにいけます(なかなかファイルのありかを探せなくて苦労しました。容量があるので時間のある時にダウンロードしましょう)。
Lhaplus 定番のアーカイバです。上記ファイルが7-Zip形式なので解凍できない場合はインストールしておきましょう。
Huawei Update Extractor (UPDATED: v0.9.9.3) 上記ファイルを解凍するとdload\UPDATE.APPというファイルになるのですがそれを読み込むためのツールです。これでMODEMIMAGE.imgを取り出します。
sgs2toex4.zip MODEMIMAGE.imgをext4形式に変換するソフト。こちらを参考に作業を行ってください。
Linux reader 上記によってMODEMIMAGE.ex4.img というファイルが出来上がるのでそれをマウントするとbalongフォルダー以下のファイルが取り出せます(ここまで結構大変です)。
PCとSTREAM XをUSB接続して、取り出したblong フォルダー以下をSTRWEAM Xにコピーします。通常は内部ストレージで接続されていると思うので、Downloadフォルダー内にコピーしました。次にSTREAM XにRoot Browserをインストールします。起動するとルート以下のフォルダーが出てくるのでmodem/modem_imageに移動します。この時root化しているのでSuperSUからリクエストがくるので許可するとbalongフォルダーが出てきます。balongフォルダーを長押ししてRenameします(balongemとしました)。その後、homeに戻りsdcard/Downloadに入ってPCからコピーしたbalongフォルダーを長押ししてCopyを押します。そしてhomeに戻りmodem/modem_imageに入ってPasteします。元に戻ってSTREAM Xを再起動して設定からモバイルネットワーク設定→ネットワークオペレーターでネットワークを検索するとNTT DOCOM 4Gが出てきます。「GL07S root化とband1?」のサイトにあるように最初はネットワークが切れるとローミング管理画面がすぐに出てきてちょっと面倒なのですがnimanpoの場合は何日かすると安定して?LTEをつかめるようになりました。
また某巨大掲示板にはtelephony.dbの使用しているAPNを探し「default,supl,ia」を設定するとLTEになるとの書き込みもあるため設定しておくことにしました。STREAM XにSQLite Debuggerをインストールします(ネットにはSQLite Editorでの書き換えが載っているのですが¥300するので無料のSQLite Debuggerを使いました)。SQLite Debuggerを起動するとSuperSUからリクエストがくるので許可します。その後Appから下の方に下がって電話/SMS用ストレージを選んでtelephony.dbを読み込みますcarriersを選んで上の方にあるSELECT?を選んでOKを押すと一覧表が出てきます。画面右下の右上矢印をちょっと長押しすると最後のページにいくのでiijmioの行のTYPEの所(指で左送りすると出てきます)がdefault,supl,hipriになっているのでそこを指でタップすると項目の変更ができるようになります。Update valueを選んでhipri→iaに変更します。変更したら右上の時刻の下にある白い右三角を押すと1 row updatedと表示されます。その後右下の赤い部分のCommit→Commitすると変更されます。
iijmioLTEになっている画面は↓です。

root化するするとメーカー保証はきかないので、くれぐれも変更する場合は自己責任でお願いします。ZenFone 2が届くまではこれでいこうかと思います。今回は色々と工程が多いので少し大変でしたが楽しめました。先人皆様の情報のおかげです。ありがとうございましたm(__)m
カスタムリカバリのtwrpも導入しましたが、よく知らずに導入したのでアンインストールするのが大変でした(結局、Ascend P2 からrecovery.imgを取り出してfastboot flash recovery recovery.imgでリカバリー領域を焼き直してアンインストールしました)。SuperSUも更新するとrootとれなくなったりするので更新しない方が良さそうです。

あれこれPCをメンテナンスする

GW中にメインPCのCrystalDiskInfoを実行したら水晶雫様に「Diskの温度がとっても高くなっちゃったよ〜・・・」と注意されてしまいました(音量が大きいのでビックリしたヨ)。値を見るとHDDの温度が52℃となっていました。なんか変だなぁ今までこんなことなかったのになぁと思いメインPCのケースを開けてみるとリアとフロントのFANが停止していました(>_<)
メインPCのケースはYCC-688Aという当時アルミケースとしては格安の部類に入るケースで2002年の7月に購入したものです。リアには120mmFAN×1、フロントには80mmFAN×2が取り付けられる仕様となっています。今は昔と違ってケースFANはとても充実していますね。秋葉原に行って購入してきたFANは
120mm FAN CFZ-120F ainex 1600rpmの標準タイプ。羽にディンプルがあって空気抵抗と乱流を低減するようです(OMEGAブレード)。
80mm FAN RDL825NMB12 親和産業 1200rpmの低回転FAN。2個購入。
早速取り付けです。リア(120mm×1)、フロント(80mm×2)を取り付けましたがHDDの冷却が今一つだったので、フロントの80mm FANの1つをHDDを取り付けてある5インチベイの前に無理やり取り付けて(得意のワイヤータイです)みたところ32℃程度になったのでこれでいこうかと思っています(写真は格好悪いので割愛します)。

次はWHS2011PCのメンテナンスです。こちらはVVAULTをx64-6.2.0 → x64-7.6.2 へとバージョンアップしました。特に不具合が出ていたわけでもないのですが、不具合を修正してきているようなので今回バージョンアップしました。ダウンロードしたセットアップを実行するだけで無事完了です。
続いて温度やFANの回転数をモニターするためにAI Suite 2をセットアップしました。先にspeedfanをセットアップしたけどCPUの温度が90℃と炎アイコンも表示されてしまいます(華氏の値を表示しているようです)。AI Suite 2はMBについてきたDVDからのセットアップがOSがWHS2011だったためできなかったのですが、今回最新のバージョン1.02.20(2012/01/29更新)をダウンロードしてセットアップしたらできて温度表示も33℃と正常なようなので温度やFANの回転数をモニターにはこちらを使用することにしました。
RocketRAID2720についてもHighpointさんのサイトにAFTに対応したとのアナウンスがありました。最新のBIOS(v1.12 2015/01/28)、driver(v1.6.6.0 2015/01/28)、Web RAID Management(v2.5.2.4 2015/01/12)となっています。こちらについては機会があれば試してみたいと思います(ドライバーを変えるとnimanpoの環境ではスリープからの復帰でエラーが出たりで現状古いドライバーv1.2.12.424を使用しているため、これをするのはちょっとコワイのです)。

久しぶりに録画用PCのテコ入れ

1年以上放置してましたが、お久しぶりの更新です。

録画用PCの構成は以前の記事から録画ファイルを保存するHDDがSeagate ST3000DM001(SATA3、3TB)→HGST 0S03357(HDS724040ALE640、SATA3、4TB)に(2012年6月)、電源がAbee ZU-400WX → COUGAR GX-S 500W(HEC-GX-S 500)に(2014年1月)変更しています。電源のZU-400WXは2009年2月の購入で5年近く使ったので昨年交換しました。

今回GW期間を利用して録画ファイルを保存している4TB HDDが3年近く運用していることになるので更新することにしました。昨年から6〜8TBの3.5インチHDDが発売され、2月にはseagate ST8000A0002 が発売となりました。
大容量のHDDを使うには故障するリスクも考えなければなりません(個人用なのでたかが知れてはいますが)。昨年はオンラインストレージサービスのBACKBLAZEさんが発表したデータに注目があつまりました。
GIGAZINEさんの記事「ハードディスクはどこのメーカー製が一番壊れにくいのかが2万5000台の調査結果でついに明らかに」
つづき「HDD約3万5000台を運用した実績からSeagate製品の圧倒的壊れっぷりが明らかに」
これを読んじゃうとseagateのHDDはやめてちょっと高くてもHGSTかなぁと思うほどの内容です。
でも今年に入ってからは「HDD4万台以上の運用データが公開され信頼できるハードディスクメーカーの傾向に変化が生じていることが判明」
と状況も変わってきているようです。4月に発表されたマイナビさんの記事「Seagate 3TB HDDに高い故障率 - Backblaze分析報告」でもseagateの3TB HDDが高い故障率のようです。そんな中、入手可能で大容量HDDの候補を以下に絞りました。
1.HGST 0S03842 6TB
2.TOSHIBA MD04ACA600 6TB
3.WESTERN DIGITAL WD60EFRX 6TB
4.SEAGATE ST8000AS0002 8TB
まぁ誰が選んでも現状ですとこんなところになるかと思います。この中で購入したのは↓

SEAGATE ST8000AS0002 8TB
今回は容量単価が安くて一番大容量で、話題となっているSEAGATE ST8000AS0002 を購入しました。早速録画用PCの3.5インチベイへ取り付けです・・・がっ取り付けできません(>_<)

上:HGST 0S03357、下:SEAGATE ST8000AS0002、左側:フロント方向、右側:リア(コネクタ)方向
SEAGATE ST8000AS0002 には側面の中央のネジ穴がありません!
こうなったら3.5→5インチ変換マウンタで5インチベイに取り付けだと思いパーツ箱をゴソゴソして変換マウンタを3種類試しましたが手持ちのマウンタは中央のネジ穴を使用するものばかりでした(T_T)
このため、緊急用に5インチベイに取り付けてあるカートリッジなしでHDDを交換できるリムーバブルケースに収めました。ネットで確認すると以下の情報が載っていました。
ainexさんのサポート情報「3.5インチHDD変換マウンタ 一部の大容量HDDで固定穴位置が合いません」
更に対応検討中のようで新製品情報で「HDM-38」にて対応のようです(出荷開始は2015年5月26日)。これは購入決定デス!
ちなみに底面のネジ穴位置も変更してます↓

左:HGST 0S03357、右:SEAGATE ST8000AS0002
HDDの側面中央のネジ穴を使ってケースに取り付けている方は結構いるのではないかと思われます(ちょっと古いケースはそうなんではないのかなぁ?)。皆さんも購入の前にケースを開けて取り付け位置をしっかりと確認することをオススメ致します。
ちょっとありましたが、録画用PCは元気に稼働中デス!HDM-38の発売を心待ちにしております。3年は持ってはしいなぁ?今まで頑張ったHGST 0S03357 は倉庫用として利用する予定です。

パート4への道その3

暖かくなったと思いきや寒かったり風が強かったり不安定な日が続いています。
引き続きRocketRAID 2720のLED接続基板の第4弾を検討中です。前回の記事では4chローアクティブのトランジスタアレイTD62308APGを使って接続基板を考えてみました。ネットで色々と調査をしているちにコストパフォーマンスに優れている¥100/2個の8chのトランジスタアレイTD62083APGを利用することを思いつきました。データシートを見ますとTD62083APGを利用するには通常時Low、アクティブ時にHighとRocketRAID 2720のA1、F1ピンやSATA HDD 電源11番ピンからの信号とは逆となっているため反転する必要があります。信号を反転するのに汎用ロジックICを利用しようと考えました。
反転用のICはインバータ「否定回路」というもので、TC74HC04APが入手しやすいようです。データシートを見ますとHighを入力するとLowが出力され、Lowを入力するとHighが出力される回路が6回路入っています。入力電圧を見ると、Vccが4.5VでHighレベルと判断するのが3.15VとVccの70%となりVccが5Vだと3.5Vとなるため、Vccを5Vとするのは難しそうです。ネットで調べると入力電圧が3.3Vで5VでLEDを動かす場合はレベル変換をしないといけないようです。こちらを見ますと3.3V→5Vへのレベル変換は入力電圧レベルを満足できれば変換できるとありTC74VHCTやTC74ACTシリーズは入力VIHが2Vで使用できるとあります。TC74VHCT04はこちらからTC74VHCTシリーズを見ますと3種類ありますが工作しやすいDIPパッケージはなさそうです。TC74ACTシリーズにはTC74ACT04PというDIPパッケージがありVIHが2Vなので使えそうですが、入手性がちょっと悪いようです。そんな中見つけたのがTC74HCT04APです。データシートを見ますとVccが4.5〜5.5VでVIH=2.0VとなっていてこれならVccを5Vにして入力電圧が3.3VでLEDを動かすことができそうです。さっそく千石電商さんへ行って購入してきました。

¥30/個でした。TD62083APGと組み合わせて試しに4回路分を考えてみました。回路図は↓

TC74HCT04APはCMOSのため「使用していない入力はVccまたはGNDに接続してください」となっているので5と6の入力はGNDに接続しています。またRocketRAID 2720のA1のPin1-4についてもHDDをつないでいないからといって端子をオープン(つながない状態)にするのはNGです。オープンにするときはその入力端子をVccかGNDに接続しましょう。ブレッドボード上での配線図は以下のようにしました。

実際に試したのがこちら↓

実際にRcoketRAID 2720のA1ピン4本につないで、ディスクアクセス(実際にはCrystal Disk Markを走らせた)させた動画が↓

問題なくLEDはピカピカします。これなら前回記事同様、順電圧の異なるLEDもつなげることが可能となります。明るさもそれぞれの電流制限抵抗を変えて調節できますし、アクセスがないときはトランジスタのスイッチが切れますので確実に消灯します。また16回路作るとしてTC74HCT04AP×3個+TD62083APG×2個→¥90+¥100=¥190と前回よりもリーズナブルにできそうです。
この方式でRocketRAID 2720のLED接続基板の第4弾を考えようと思います。

パート4への道その2

RocketRAID 2720のLED接続基板の第4弾を検討中です。構想はまとまってきたものの前回の記事ではちょっと大がかりになりそうなことがわかりました。このためもうちょっとスマートにしようと思いネットで色々と調べていると時に見つけたのが、トランジスタアレイです。トランジスタアレイはその名の通りトランジスタを複数回路収めたもので多いと8回路も入っているようです。安くてLEDのスイッチとして使えそうなところだとTD62083APGが¥100/2個となっています。でもこちらは入力動作レベルがHighとなっています。ネットでの使い方の事例もこのタイプが多いのですが、今回の入力信号はLowでLEDをONにしたいので逆となってしまいます。更に調べているとこんなものを見つけました。
「トランジスタアレイ 4chローアクティブダーリントンシンクドライバ TD62308APG 2個入」
これなら使えそうな感じがします。データシートを見ますと基本回路はインプットにPNP型トランジスタがつながっておりその先にNPN型トランジスタがつながっているという前回記事と同じような構成となっています。早速、秋月電子通商さんへ行って購入してきました。

TD62308APGとTD62083APG(ついでに買ってみた。よく似た型番で間違えそうです)。
TD62308APGのデータシートを見ますとLowレベルと判断するのが、Vcc-3.6Vのようです。5V供給とすると5-3.6=1.4V以下でLowレベルとなるので、RocketRAID 2720のA1、F1やSATA HDD 11番ピンの信号をそのままつなげそうですが、Highレベルの値が、Vcc-1.0VやVcc-1.6Vとなっており5-1=4V、5-1.6=3.4Vと3.3Vよりも高い値のため5V供給は難しいと判断しVccは3.3Vとしました。回路図はこちら↓

TD62308APGは4回路入りなので、4つLEDがつなげます。ブレッドボード上へ配線図は以下のようにしました。

手頃な大きさのBB-801だとぎりぎり8回路/枚程度になりそうです。実際に試したのがこちら↓

4回路分だけ作りました。実際にRcoketRAID 2720のA1ピン4本につないで、ディスクアクセス(実際にはCrystal Disk Markを走らせた)させた動画が↓

問題なくLEDはピカピカします。これなら順電圧の異なるLEDもつなげることが可能となります。明るさもそれぞれの電流制限抵抗を変えて調節できますし、アクセスがないときはトランジスタのスイッチが切れますので確実に消灯します。16回路でブレッドボードBB-801が2枚でできます。コスト的にはTD62308AGPが¥200/2個なので16回路作るには¥400かかってしまいます。ローアクティブのトランジスタアレイで8回路入っているTD62384APG等が入手できればもうちょっとコンパクトにできそうですが、廃止品のため流通在庫のみのようで今回は見送っています。
今回トランジスタアレイでLEDをピカピカできることがわかりました。色々とネットで調べているうちに入手性が良くてお安いTD62083APGを利用して接続基板を作ることを思いつきましたので更に試してみようと思っています。